--.--.-- (--)

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Edit  |  --:-- |  スポンサー広告  | Top↑
2007.11.22 (Thu)

深夜の散歩―ミステリの愉しみ/福永 武彦、丸谷 才一、 中村 真一郎 

深夜の散歩―ミステリの愉しみ深夜の散歩―ミステリの愉しみ
(1997/11)
福永 武彦、丸谷 才一 他

商品詳細を見る

【More・・・】

★★★

福永武彦、中村真一郎、丸谷才一三人がそれぞれの視点でミステリについて語ってくれてます。

福永武彦は英米の作者ごとにいろいろと語ってくれています。名作と呼ばれる作品の長所をつかむのがうまくそれに絞って興味が増加してくるような書き方をしています。親しみがわく視点を持っており、分析もしっかりと行われている。さすが後にミステリを書く人間としての片鱗を見せているようにも。バーナビー・ロスにだまされた。なんて話はこの人が幸せな時代に生まれた事が見えてきて、そのままうらやましくなった。

中村真一郎は一風変わった視点で、日本の文学や海外の文学と対比しながら社会環境などいろいろな形で評価していくの他の二人と比べると読みにくいのはたしか。ただその視点がこちらにも分かる場合は、その分析力の高さに驚かされることになるでしょう。ただ基本的に知識あるものの特徴として、傲慢に見えることが多い。無駄に視野が狭く見えるために共感も感銘も受ける事が出来ず、格好のいい言葉の羅列に見えてしまう。ブンガクの傾向が一変した日本の今の時代だからそのように感じるのもあるでしょうがそのあたり意味のない損をしています。

丸谷才一は文章がうまくテンポがあり、いろいろな文体で面白おかしく紹介してくれました。
視点は一般的な現在の視点に近く、エンターテインメントを重視しているために今でも楽しめるような魅力ある書き方をしてくれています。何も考えなくても紹介されるだけで面白く感じてしまうために内容自体はあまり残っていませんが、楽しさがあふれ出してくるそんな内容になっています。もしチャンドラーの名言がこれによって注目を浴びていなければ、ミステリ界にとっては大きな痛手になっていた事は間違いないから。
スポンサーサイト

テーマ : 読んだ本。 - ジャンル : 本・雑誌

タグ : ★★★

Edit  |  02:00 |  読書関連  | TB(0)  | CM(0) | Top↑

コメントを投稿する

URL
COMMENT
PASS  編集・削除に必要
SECRET  管理者だけにコメントを表示
 

この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック


 | HOME | 

カレンダー

ポップアップタグメニュー

ブログ内検索

カテゴリ

カテゴリ

ブログパーツ

タグ de

リンク

ベストセラー

プロフィール

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。