2008.03.10 (Mon)

ねこのばば /畠中 恵 

ねこのばば (新潮文庫)ねこのばば (新潮文庫)
(2006/11)
畠中 恵

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【More・・・】

★★★

茶巾たまご
福の神の話。事件自体は結構せつない話なんですがそれに福の神をからめて
一つの話にしてしまったかんじ。もう少し膨らませて欲しかったかも。

花かんざし
迷子の於りんちゃんが絡んできます。帰ったら、於りんは殺されるんだって話したために
事件が大きくなりただの迷子から謎の物語へと変貌、
新たなネタも含んだ先への準備も見える話。

ねこのばば
三つの不思議な事件が絡み合っている殺人事件ですが三題話といった形。
めずらしく本格的な殺人事件の捜査ですが、妖怪たちの活躍と絡めて面白くなっていた。
最後の御仏に対する話やラストは綺麗ですね。いい感じにほぐしてくれました。

産土
旦那様と若旦那が不思議な信心を行い始めてもう大変なことに。
佐助が主役の一人称になっています。常に不思議な違和感を感じる話ですが、
そこのところが面白い。分かりやすく情緒的な叙述系の作品ですね。
こういった心がなんかいい感じになる話は好き。

たまやたまや
幼馴染のお春さんの婚礼にかかわる話。若旦那がじぶんから積極的に解決しようとしてましたね。
話自体は大したものではないかもしれませんが、
現在にも出てくるようなそんないい感情をつかったいいお話。
ちょっとした日常の謎が解けるとうれしいし、少々切ない最後も見所でしょう。

テーマ : 読んだ本。 - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 江戸 ★★★

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